2011年7月7日木曜日

機体が一部破損しても安定に飛行を続けることのできる航空機とその制御システム

こんにちは。学部4年の楓 達成、金谷 崇史、菅間 啓太です。
私たちの研究テーマは
「機体が破損した場合でも安定に飛行を続けることのできる航空機とその制御システム」です。
飛行中に乱気流に巻き込まれて高負荷がかかるなどの理由によって、機体が破損することがあります。
1966年の英国海外航空機空中分解事故が最たる例です。
私たちの研究は破損した機体を無事に飛行場へ向かわせることができ、かつ安全に着陸することができる航空機を設計することを目的としています。
さて研究の進み具合ですが・・・
現在はコンセプトモデルの模型飛行機を制作中です。
主翼が片方欠損した場合を想定し、胴体形状を翼型にして緊急時には機体ごと横向きにして胴体を翼にしてしまうというアプローチで設計しています。

機体概念図の通りだと胴体翼の翼端形状やエンジンの搭載方法などにまだまだ解決すべき問題があり、形状はどんどん変わっていくと思います。
ゆくゆくは飛行中の模型飛行機の片翼を実際に切り離して、それを無事着陸させることを目指していますが・・・
はてさてどうなることやら・・・。

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