2017年2月28日火曜日

研究発表と卒業と雑記

お久しぶりです・・・

 え~・・・、4月のブログで「1か月に1投稿」とか言ってた気がしますが、結局8月の序盤で投稿がストップしておりました・・・大変申し訳ありません。


 さて、半年ぶりの投稿なのでボリューム多めです。
 
 後学期は色々なイベントが開催されたことに加えて、研究活動にも取り組まなければならず、前学期以上に忙しかった気がします。大学が開校している日なら土曜日だろうが祝日だろうが研究室に行ってた気がします。(研究活動していたとは言ってない)


 研究活動も期限が迫るにつれてメンバー共々焦燥感に駆られる毎日でしたが・・・

 2月14日、全班が無事発表を終えました!!
 それぞれの班の発表風景の画像を張っときます。
第1班「障害物を回避するマルチコプタの開発」
第2班「マルチコプタ配達における積載部の開発」
第3班「動翼が一部故障した時に安全に着陸するための制御方法」

 発表後に各班は卒業論文の本稿を大学に提出し、卒業研究が終了しました。

 あれだけ発表までは焦っていたのに、いざ終わってみると、「4年間、一瞬だったな~」と思えてきます。







 さて、折角なので航空システム工学科に所属していた研究室メンバー(筆者)の4年間を振り返ります。
 飽くまで個人の感想なので責任は持てませんが。


1年生

 気づいたら、もう後学期終盤だった・・・
 ↑これ、マジです。

 KITって全国各地から学生が集まってきます。それ故、異郷での新たな人間関係の構築やサークル活動、初めてのアルバイトなどで右往左往しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。(私はそうでした)


2年生
 
 華の大学生活
 ↑多分一番気が楽な時期
 独り暮らしにも慣れ、石川県の勝手にも慣れ、肩の荷が降りる感覚を味わう時期です。(私の場合成績も順調に降下しました)

 サークル活動では、先輩から色々とノウハウを吸収して自分から動けるようになり始めるのが2年生ぐらいからだと感じました。


3年生
 
 多分一番忙しい学年です
 ↑私はそう感じました

 航空システム工学科に限らず、工学部の3年生では「専門実験」と呼ばれる科目を3年生で受講することになります。航空システム工学科では流体、構造、エンジン、それぞれに関連した実験とレポート作成および口頭発表を通して専門分野の知見を広げるための講義だった印象でした。
 そして、この専門実験・・・1,2年の頃に比べてレポートのボリュームが激増します。
 筆者にとっては一番大変な時期だったのが3年生でした。


4年生

 就活、研究、ホント一瞬
 ↑超音速で過ぎ去る1年間

 前学期は就職活動と研究、後学期はよりペースアップして研究活動に取り組みます。
 大学院志望の人は分かりませんが、筆者の場合、前学期は就職活動で色々な所を行ったり来たりしていました。就職活動は状況によりけりですが9月まで続けていた人もいました。
 FC研は比較的自由に研究活動が出来たので、スケジュール管理をしっかりすれば余裕をもって卒論も執筆できると思います。(私は後学期あんまり余裕なかったですが)

工大生の4年間ってこんなもんです。


あとは、そうですね、巷で聞く噂とかに工大生なりの回答を・・・。


噂、其の1
・課題が多い
↑新入生や受験生の方は気にしてる方が多いようですね

回答
「KITは1年生から課題が多くてバイトすら出来ない」という噂を耳にしたことがありますが、これ、ウソです。(個人の感想です)
 あえて言うなら、課題の"量"は多いですが、全部が全部、頭を酷使するようなものではありません。
 1年生は特に、短時間で終わらせられる課題が多かったように思います。また、航空科では、講義の中で好きな航空機を調査して発表するような機会もあって結構楽しいです。
 あと、全体的に課題の提出に関しては厳しい大学です(特に提出期限)。テストの点数に加えて課題の提出も成績に大きく響くのがこの大学の特徴なので。(極端な話、テストで100点取っても課題提出が0だと単位を落とすことがあります)
 大変な課題も無いわけではありませんが(専門実験とか)、バイトやサークルに手がつかないほど厳しい状況に追い込まれたことは一切ありませんでした。(バイトやサークル活動を掛け持ちしながらでも成績を上位に保つような器用な人もいましたよ^^d)


噂、其の2
・航空システム工学科に入ってパイロットになれる
↑学科発足当初は多くの受験生が思っていたことらしいです

回答
 なれません。カリキュラム的に。KITの航空システム工学科はパイロット養成を目的とした学科ではなく、設計者等の「作る側」の人間を育てることに特化しています。
 ただ、KITから航空大学校や航空自衛隊で飛行要員の道に進まれた先輩方がいらっしゃるので、KITに入学したからといってパイロットの道が閉ざされるということはないと思います。(狭き門ですが)
 ちなみに、KITでは元パイロットの方が教員をしてたり、ゼミを開いてたりするので、色々と貴重なお話が聞けて非常に楽しいです。


噂、其の3
・設計者とかじゃなくて整備士にもなれるって聞いたけど・・・
↑これもよくある質問ですね

回答
 これは、なれます。実際にエアラインの整備部門への就職実績もあります。ただし、難しい道と聞きます。航空機整備に関しては、やはり整備関連の専門学校に分があるようです。何せ彼らは整備士の資格を引っ提げて卒業するので・・・。大学から航空機整備というと、就職後に資格を取るための猛勉強が必要な様ですが・・・。それでも、整備士として大手エアラインで活躍されているKITの卒業生もいらっしゃいます。


噂、其の4
・KITのフライトシミュレータはKITの学生じゃないと乗れない
↑展示機体に関しても似たような話が時々

回答
 フライトシミュレータはFC研の教員と学生がメインで運用していますが、結論を言うと、誰でも体験搭乗可能です。是非、見に来てください!!
 オープンキャンパス等のイベントで見学したり搭乗できますし、連絡をいただければ平日でも稼働させることが出来ます。展示機体(T-3,OH-6)に関してもFC研の学生又は教員に声をかけていただければコックピットを開放しますので。


以上、だいぶ適当な回答ですがこんな感じです。何度も書いてますが、あくまで個人の意見なので参考程度としてください。責任は負いかねますので・・・。


 さて、色々書きましたが、最後に・・・
 今年度、私は本ブログを管理していましたが、卒業のため今回の投稿が最後になります。
 ブログ自体は後輩たちが引き継ぎ、投稿を続けますので今後ともFC研ブログをよろしくお願いいたします。
 
 ありがとうございました!!

2016年度 FC研 HP係
 
 

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